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米国個別株の買い方(SBI証券 編)

SBI証券での「米国個別株」の買い方を紹介します。

日本株は買ったことある方は多くいると思いますが、米国の株となるとちょっとハードルが上がったかのように感じます。

しかし、一度覚えてしまえば日本株と同じように簡単に購入できるので実践してみましょう。

 

SBI証券で米国株を買う方法

大きくはこの2つです。

  1. 円を米ドルに交換する
  2. 米ドルで米国株を購入する。

米ドルで買うことがピンと来ないかもしれませんが、そもそも米国株は米国の取引所で取引されているので日本円では直接買うことが出来ません。

よって、米国株を買うには必ず米ドルで買う必要があります。

 

為替手数料の違い

SBI証券では円で購入することも出来ますが、客側に有利で楽な方法っていうのはその分コストつまり手数料が掛かってしまいます。

例えば、

  • 日本円で購入の場合 → 25銭の為替手数料
  • 予め日本円を米ドルに交換した場合 → 0.2~4銭の為替手数料

がそれぞれ掛かります。

これはSBI証券が自分たちの代わりに円を米ドルに交換していると思えば良いです。

 

円を米ドルに交換する方法

SBI証券では円を米ドルに交換するのにどんな方法があるかと言うと

  1. SBI証券で米ドルを買う → 25銭
  2. 住信SBIネット銀行の外貨預金 → 4銭
  3. 住信SBIネット銀行の外貨積立 → 2銭
  4. SBI FX α → 0.2銭

1番では、先程の米国株を日本円で購入したときと手数料が同額であるためこの方法は避けましょう。

2番は住信SBIネット銀行の方で外貨預金として米ドルを購入して、あとでSBI証券に米ドルを移す方法です。

3番は同じく住信SBIネット銀行を利用して行う方法です。

ただ外貨預金ではなく、外貨積立なので毎月や毎日のように定期的に米ドルを購入するやり方です。

米ドルで積立投資を行いたい人にはオススメです。

4番は、SBI証券のFXサービスを使って米ドルを購入できるやり方です。

ただ、利用するには100万円以上必要になるので万人向けの方法ではありません。

したがって今回は2番の「住信SBIネット銀行の外貨預金」を使って米国株を購入する方法を紹介します。

 

SBI証券で米国株を購入する方法

簡単に言うとこの3ステップだけです。

  1. 住信SBIネット銀行で円を米ドルに交換する。
  2. 米ドルをSBI証券に入金する。
  3. 入金した米ドルで米国株を購入する。

早速参りましょう!

 

1. 住信SBIネット銀行で円を米ドルに交換

まずは、住信SBIネット銀行で円で米ドルにを購入(交換)します。

住信SBIネット銀行にログインすると、この様なトップページが出ますので、メニューのところにある「外貨普通預金」をクリックしてください。 

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すると、このページに飛びます。 

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外貨普通預金のページでは、様々な通貨の買付レートが表示されています。

下の方に行くと為替コスト(手数料)が書かれており、ここでは米ドルの手数料が4銭と表示されています。 

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これはSBI証券の中で米ドルを購入するよりも遥かにお得なので、必ず住信SBIネット銀行で購入してください。

米ドルを購入するには、「米ドル/円」のところにある「買付」をクリックします。

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そうすると、米ドルの購入画面に移ります。

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画面の上の方には為替レートが表示されています。

このレートはリアルタイムなレートになっていて上部の更新ボタンを押すと、最新のレートに変わるようになっています。

レートが変動して円高になると米ドルを多く買えるのですが、1日の価格変動から見ればこの数分程度の変化はさほど影響がないので考えなくても大丈夫です。

 

では、まず「出金口座」の入力欄ですが、多くの人は「代表口座 円普通」という口座が選択できるのでそちらを選びます。 

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「入金口座」は既に選択済みかもしれませんが、「代表口座 米ドル普通」を選択します。

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「注文方法」は月曜日の朝7時から土曜日の朝6時50分まで(サマータイム時は朝5時50分まで)であれば「リアルタイム」注文で購入します。

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ただし、週末みたいに相場が動いていない時はリアルタイム注文は選べません。

そういったときには「ウィークエンド」注文を選べばOKです。 

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ウィークエンド注文は月曜日になって為替相場が開始されたら注文が約定することになります。

 

次は「買付金額」を入力します。

日本円と米ドルどちらの単位でも指定できますが、例えば1万円分の米ドルを買いたい時は園指定をして金額のところに10,000(円)と入力します。 

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あとは、「WEB取引パスワード」を入力&「確認する」を押せば完了です。

次のページで「注文確認画面」が出るので10秒以内に「確定する」ボタンを押してください。

時間を過ぎるとその間に為替レートが変わってしまうため、それを避けるための措置と思います。

10秒過ぎてしまった場合にはもう一度上記の入力画面で注文をやり直してください。

これで米ドルの購入しては完了です。

 

2. 米ドルをSBI証券に入金する。

そしたら先程購入した米ドルをSBI証券の方に移す作業になります。

この作業はSBI証券の方で行うので、まずはSBI証券にログインしてください。

ログインしてすると下のトップページになるので、上の「入出金・振替」から「外貨入出金」を選んでください。 

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すると「「外貨入金」即時振込サービス/振込指示」の画面が出ます。

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この画面から住信SBIネット銀行に置いてある米ドルをSBI証券の口座に入金することが出来ます。

 

「通貨」の部分は最初から米ドルが選択されていると思いますが、そのままで結構です。

次に「振込金額」ですが、単位が米ドルであることに注意してください。

住信SBIネット銀行に置いてある米ドルの金額以上は入力できないので、気を付けてください。

また、ここで入力できる金額は10通貨以上つまり10ドル以上でないとエラーになってしまうので注意が必要です。

今回は先程購入した分と合わせて455ドルを入金することにします。

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金額を入力して「振込指示確認」をクリックすると、内容確認画面が出ます。

表示された内容で正しければ「振込指示」をクリックします。

クリックすると住信SBIネット銀行の画面に飛ぶので、そこで改めてログイン情報を入力すると振込指示が完了します。

そこまで済めば、SBI証券への米ドル入金は完了です!

 

3. 入金した米ドルで米国株を購入する。

それでは、いよいよ米国株を購入していきます。

米国株の購入はSBI証券トップページのサイドバーにある「外国株式」をクリックして始めます。 

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そうすると、外国株専用のページに飛びます。

米国株を買うには、検索バーの中に銘柄名またはティッカーと呼ばれる銘柄を識別するコードを入力します。

今回は大型優良株の「エクソン・モービル」を購入することにします。

検索バーに「エクソン」と入力し、 

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検索ボタンをクリックすると、エクソン・モービルの銘柄画面が表示されます。

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エクソン・モービル」というタイトルの横に「XOM」という文字があると思いますが、これがティッカーシンボルと呼ばれ銘柄を識別するコードが付いています。

これは米国株の全ての銘柄で各社に付いており、このティッカーシンボルを先程の検索バーに入力して銘柄を探すことも出来ます。

なお、このページでは株価を初めとした色々な情報を見ることが出来ます。

米国の株式市場が開いている時間帯は15分遅れになりますが株価が表示されたり、他にはチャートだったり銘柄サマリー、財務詳細などの情報を見ることが出来ます。

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では早速購入に移りましょう!

株価タブの「買付」という部分をクリックします。 

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注文画面が開くので、ここで買付注文をしていきます。

 

まずは購入する「株数」を入力します。

米国株は投資信託のように1万円分購入するといった買い方は出来ませんので、株数を指定する必要があります。

株数は投資予定額を株価で割るとわかりますが、1株単位以上でないといけないので気を付けてください。

今回は3株購入してみます。

 

続いて「価格」です。

SBI証券では3つの買い方が可能です。

  1. 指値
    特定の価格に下がったときに購入したいときに使います。
    これは購入する価格を優先する買い方で、上昇している株価が下がってくるときに購入するいわゆる逆張りで売買するときに利用します。
    そうした場合に希望の購入価格を入力して、入力した株価まで下がったときに注文が成立します。

  2. 成行
    とにかく購入することを優先する注文方法で、購入価格はその時の市場価格に委ねることになります。
    そのため多少高い値段で約定することが多いですが、とにかく今買いたいときに選ぶ注文方法です。

  3. 指値
    その名の通り、指値注文とは逆で特定の価格に値上がりしたときに購入したいときに使う方法です。
    値上がりする銘柄が高値を更新したときに購入するという成長株投資をやる人がよく使う買い方です。
    普通の人には高値で買うことは受け入れにくいので、成長株投資は日本では人気があまりありません。

今回は簡単にするために成行注文にて進めていきます。

 

次に注文の「有効期限」を指定します。

今日だけ有効にしたければ、当日中を選びますが成行注文の場合は市場がオープンしたタイミングで即約定するので当日中しか選ぶことが出来ません。

指値注文などで指定する場合は日付を入力してください。

 

「預かり区分」の部分は特別な理由がない限りは特定預りを選んでおけばOKです。

特定預りというのは特定口座で株を保有することになります。

特定口座を使うと口座内で自動で税金の徴収をしてくれるので、確定申告が不要になるメリットがあります。

一方、一般預りというのは自動で税金の徴収をしてくれません。

自分で計算して確定申告したい人に向いていますが、ほとんどの人は特定預りで大丈夫です。

 

「決済方法」は先程用意した米ドルを使って購入するので外貨決済を選択しましょう。

円貨決済のときは25セントの手数料が掛かってしまいます。

 

以上のことを入力すると下のようになります。

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ここまで入力したら、取引パスワードを入力して注文確認画面にいきます。

 

画面の右下の方に概算注文見積が出ており現在の価格より高額で表示されていますが、これは最新の価格から1.03倍した価格があくまでも概算として表示されているだけなので気にしないで結構です。

株価が100ドル未満の銘柄の場合は株価の1.1倍がこの概算金額に表示されます。

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内容に問題がなければ確認ボタンをクリックして注文は完了です!

まだ市場がオープンしていない場合に、注文内容を変更した場合は「注文照会(取消・訂正)」で対応可能です。 

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以上、長くなりましたが一つずつやっていけば簡単に対応できると思います。

 

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