マネーマシンの作り方
私が投資を始めるにあたって拝読し、参考にしている2冊
『バカでも稼げる「米国株」高配当投資|バフェット太郎』
『お金が増える米国株 超楽ちん投資術|たぱぞう』
を自分なりに解釈してまとめてみました。
投資を始めるきっかけになった記事はコチラ
富裕層とは?
例えば、僕らサラリーマンが仮に1年でも働かない時間があった場合、その期間は生きていけませんよね?
貯金を切り崩す方法はあると思いますが…
高い年収を得ているとされる経営者や医者・弁護士なども、この本業だけでは永遠には生きることは難しいのです。
でも富裕層は働かなくてもお金が入ってくる仕組み(=不労所得)を持っているわけですから全く困りません。
なぜなら「純資産」を多く保有しているから。
で、この「純資産」というのは
- 預金
- 国債
- 株
を指します。
家や車などは有料で誰かに貸してプラスの利益を得ていない限り資産と呼びません。
そこで働かなくてもお金が入ってくる仕組み、いわゆるマネーマシンを私も作ることにしました。
投資のルール
この先は、マネーマシンを作り上げるために株投資について書いていきたいんですけど株投資って聞くと「株価の低い時に買って、高くなったら売る。
それで利益を得る」と考える人は多いんですが、ここでは実践しておりません。
それはむしろギャンブルです。
必ず守ること
この3つが大事です。
長期保有
株を一度買ったら一生持ち続けるくらいの覚悟でいること。
それを覆すほどの理由がない限りは絶対に売らないようにします。
したがって短期で大きな利益は出ませんが、10~30年の時間をかけて莫大な利益を生み出すことを目的にしています。
故に、どの銘柄の株式を買うか?が大切です。
キャピタルゲインよりインカムゲイン
キャピタルゲインというのは、上で書いたように売却益で利益を出すこと=安く買って高く売るということはせずに株を持ち続けて配当金を得ます。
そして、その配当金でまた株を買う(再投資)。
これを繰り返していくことが大事です。
配当金は、例えば3ヶ月に1度出す企業もあるので合計で平均で年4~6%のリターンが得られます。
たった4~6%/年ですけど、1億円の株を保有していれば400~600万円の不労所得を年間で得られますから侮ってはいけません。
ネット証券で買う
株は「ネット証券」で必ず買ってください。
もう(銀行や証券会社の)窓口には行くな!!ということ。
窓口には人件費が掛かっているので、それが手数料だったり信託報酬に関わってきて折角の利益が少なくなってしまいます。
代表的なのは、自身も使っている「SBI証券」もしくは「楽天証券」が良いでしょう。
では、何を買うか?
それは「米国株」一択です。
株と言ったら日本株を想像する方がほとんどだと思いますが、米国株に目を向けてみましょう。
市場全体の成長度合いを示す株価指数について、この20年間で日本の日経平均株価はほぼ横ばいで推移しているのに対し、米国のダウ平均株価やS&P500は上がっています。
2つの特徴をまとめてみると、
上場後も結果を出し続ける
【米国】
上場するのは勿論大変ですが、その後も業績が悪くなったらすぐ上場廃止されます。
つまり、イケイケの企業が多く、その中で激しい戦いに勝ち勝ち抜いた超一流の精鋭企業の集まりです。
【日本】
業績が悪くなっても上場し続けられる。
上場するのは大変だけども、上場した後はたとえ業績が悪くなったり余程の事がなければも居続けることが出来てしまう。
つまり足を引っ張っている企業が多いので、全体の株価は上がりにくいです。
また、大企業は国にも保護されたり…?
株主への意識が凄く高い
【米国】
資本主義の原則なんですが、
「Q. 会社は誰の物ですか?」
「A. 株主」
と答えが至極当然ながらちゃんと守られています。
オーナーの言うことを聞かないと経営陣は交代させられますのでそのために業績を伸ばし続けなくてはいけないような意識になるのです。
そして、その得た利益は必ず還元されるように毎年配当金を出します。
それは、不況であっても無くしません。
万が一、業績が下がっても「次を見ててください」と前年と同一かむしろ増配する企業も多いです。
【日本】
逆に日本企業は業績が悪くなったら株主も連帯責任でしょ?という考えで配当金を減らします。
これは経営者のミスを株主へ押し付けているようなものであって米国企業ではあり得ません。
そのため不況によって配当がゼロになってしまう可能性もあるため、これではインカムゲインは狙えず投資でリターンを得るには不利な状況です。
この特徴から確実に米国市場に投資したほうが安定的にリターンが得られるのは明らかです。
いよいよマネーマシンを作る!
その具体的な方法は2種類あり、私は両方を同時に実践しています。
(1)バフェット太郎式「米国個別株」投資
これは、単純に言うと米国の超有名企業の株式を10銘柄ほど買うことです。
本業で投資家をしている人でなければ、1人では8~16銘柄しか管理出来ません。
そして、なにより本著者が厳選した30社(アップル, マイクロソフト, マクドナルド, ジョンソン・エンド・ジョンソン, スリーエム 等)を本の中で紹介しているので、そこから10銘柄ほど選んで株を買えば良いだけです。
簡単ですね!
そして、各企業には景気の変動によって強いセクターがあり、
- 回復期(ハイテク, 金融)
- 好況期(資本財, 消費財・サービス)
- 後退期(エネルギー)
- 不況期(生活必需品, ヘルスケア, 通信, 公益)
この中で、より堅く堅くいくならば不況期に強い企業の株を多く持つのが良いとされています。
私は、ひとまず8社を選択して株を買いました。
その内容については別途紹介します。
(2)たぱぞう式「ETF」投資
たぱぞう式の投資はもっと簡単です。
投資信託の一種(上場投資信託)であるETF:Exchange Traded Fund(特定指数に連動する投資信託)を積立投資すれば良いだけです。
投資信託の代表的な分類に、インデックス型の運用をしているのか、アクティブ型の運用をしているのかによる区分けがあります。
一般に、前者をインデックスファンド、後者をアクティブファンドと呼びます。
インデックスファンドは特定の指数と投資信託の値動きが一緒になるよう運用するやり方です。
一方、アクティブファンドは日経平均株価のような指数を上回る運用成果を出すことが目的で、人間が操作しています。
しかし、今日までの株式市場においては、ほとんどの投資家は指数に勝てないということがはっきりと出ています。
当然、アクティブファンドは人間が介入しているのでその分のコストもありますしね。
そして、どのETFを買えばよいかですが、これもほぼ答えは出ていて
- SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド
- 楽天・全米株式インデックスファンド
のどちらかを選べば良いです。
この違いは選ぶネット証券会社によって変わりますが、私はSBI証券を使っているので「つみたてNISA」にてSBI・バンガード・S&P500インデックスファンドを毎月購入しています。
株投資の鉄則
最後にこれだけは守るべき鉄則を書きます。
貯蓄と軍資金は分ける
― 全財産を銀行に預けっぱなしもリスクと考えると、貯蓄については生活費の3ヶ月程があれば良いとされています。そして、それ以外の資金で株投資を行います。
一気に買わず積み立てる
― 時間を分散させてリスクを減らしてください。特にETFの購入には「つみたてNISA」の制度を利用するのが最良です。
株価の上下を気にせずマイルール
― 例えば、米国個別株を購入する際には「毎月末に最も低評価銘柄の株を買い増す」のようなマイルールを決めることです。
こうすることによって、株価を気にせずに積立投資をすることが出来ます。
米国株の特徴でもありますが長期で見れば着実に株価は上がっていますし、むしろ株価が下がったときこそたくさん買って配当を多くもらうのが吉です。
以上、一通りの内容を記してみましたが、これが絶対的に正解であるのは勿論言えませんし、間違った内容もあるかもしれません。
ただ、一つの投資のやり方として読んでもらって、一緒にマネーマシン(不労所得)の獲得を目指しましょう!