賢者は歴史に学ぶ

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「選択的夫婦別姓」には反対です!

選択的夫婦別姓とは、夫婦が結婚後も法的に改姓せず、婚前の姓(氏、名字、苗字)を名乗る婚姻および家族形態あるいはそのような制度のことを言います。

 

どの様な場合に夫婦どちらの姓を名乗ることが出来るかについてですが、日本人男性と日本人女性が結婚した場合は当然のことながら夫の姓を名乗るかもしくは妻の姓を名乗るかを選択することが出来ます。

 

次に日本人男性と外国人女性が結婚した場合は夫婦別姓になりますので、外国人女性が日本人男性の姓を名乗りたい場合は「通称届」を出せば日本人男性の姓を名乗れますが戸籍は別となります。

日本人女性と外国人男性が結婚した場合はちょっと複雑で、外国人男性の国籍によって異なります。(今回は割愛します)

 
こうした中、2021年3月25日に選択的夫婦別姓 賛成派の議員連盟が発足しました。

この議員連盟の中には自民党議員が100人以上が賛成派として属しています。

現在の自民党の国会議員は衆参合わせて380人以上いるので、4分の1以上の議員が参加していることになっています。

岸田文雄政調会長野田聖子 幹事長代行、浜田靖一防衛大臣・・・

こういった議員連中が居ることに驚きを隠せませんし、彼らは自分たちが奇声を上げている事の重大さを分かっているのでしょうか?

 

また、2020年11月に出来た「絆を紡ぐ会」は選択的夫婦別姓を慎重に扱うという建前で3000人ほどの議員が参加しており賛成派もいれば反対派もいる構図です。

反対派はどうなっているかと言うと、2021年3月下旬に選択的夫婦別姓 反対派の議員連盟がようやく発足し、賛成派に対抗する勢力が出来ました。

ただ選択的夫婦別姓の議論は今に始まったことではなく、30年以上も前に福島瑞穂が本を出版するまでして騒いでいます。


選択的夫婦別姓の言葉だけを聞けば「自由に選択出来るから良いんじゃないの?」と思われがちですが、夫婦が別姓を名乗るということはつまり戸籍が別になることを言っています。

日本人男性と日本人女性が結婚すると新しい戸籍が出来て、戸籍筆頭者はどちらにかは夫婦で決めて良いとされています。

子供が出来たらその戸籍の下に記載され新しい戸籍が1本出来るのですが、夫婦が別になると戸籍も別々に2本になり生まれた子供はどちらか一方の戸籍に入るといった非常に複雑な構造になります。

これが何を意味するか?

片方に限定せず選択できて良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、戸籍とは何かという原点に戻ってきます。

 

戸籍というのは「日本人の証明」です。

日本人として生まれて、日本に住んでいる。

その証明、そして親族の関係が記載される証明であります。


これがもし選択的夫婦別姓になり同姓と別姓が混在するとどういうことが起こるのでしょうか?

グレシャムの法則というものがあります。

「悪貨は良貨を駆逐する」

まさしくこれに当てはまります。

「別姓にした方が個人の自由が認められ、素晴らしい!」という声を上げていくうちに、「戸籍は意味が無いのでは?」「戸籍は無くても良いのではないか?」という方向に必ず行くと考えられます。

そうなると戸籍は廃止され住民票だけになり、そうすると日本人の証明などどうでもよくなってしまいます。

 

それは今まさしく日本共産党社民党立憲民主党が進めている「地方外国人参政権」が当たり前になる時代が来てしまいます。

地方外国人参政権を求めるために日本人としての証明を無くしたい支那・朝鮮の工作員でもある左翼団体が夫婦別姓にしたいと。

2020年の6月現在で日本国内には288万人以上の外国人が住んでおり、毎年15~20万人増えていっています。

憲法を変え、法律を変え、正々堂々とした手段を用いての日本国の乗っ取りを彼らはしようと企んでいる訳です。


ですから、日本人のための日本国を守るために「選択的夫婦別姓」は断固反対します!

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