WR250R エンジンオイル交換
バイク関連の投稿は初めてになりますが、自身が所有しているWR250Rのエンジンオイル交換について記録します。
WR250R/Xのエンジンオイル交換時期は、6,000km走行毎または1年毎です。
とは言え、定期交換時期の前でもコンディションやオイルの汚れ具合によって交換するのが良いです。
では、早速作業していきましょう!
[1]必要なもの
① エンジンオイル
今回用意したのは、「ヤマルーブ プレミアムシンセティック(10W-40)」です。
やはりメーカー開発時から評価で使用される純正オイルを使用するのが僕は一番と思っています。
ですが、それぞれの好みはあると思いますので、好きなブランドを選択するのが一番良いです。
これ、定価は4Lで9,900円(税別)なのですが、ありがたいことにAmazonやWebikeなどでは5,000円ちょっとで購入することが出来ます!
ヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L 90793-32419
- 発売日: 2019/04/30
- メディア: Automotive
② ポイパック
廃油を染み込ませて普通のゴミとして処理できるアレです。
容器も要らない、汚れることもないので車・バイクのオイル交換を頻繁にやるような人でなければこちらで十分です。
WR250R/Xには2.5L用の物を準備すれば問題ありませんが、Amazonよりホームセンター等で売っているエーモン工業製を250円位で購入することが出来ます。
③ ドレンワッシャー
ドレンボルトのワッシャーは度々交換するのが良いです。
ワッシャーが潰れることによってシールしてくれるので。繰り返し使用していると隙間が空いてしまいオイルが漏れてしまう恐れがあります。
それ以外にも、本ブログでは純正部品を使用する場面については部品番号と希望小売価格を記録していきます。
【部品番号】90430-12213 ガスケット
【金額】242円(税込)
ちなみに、ドレンボルトも交換する場合は…
【部品番号】90340-12006 プラグ, ストレイトスクリュ
【金額】99円(税込)
④ オイルフィルター
オイルフィルターは18,000km走行毎に交換が推奨されていますが、それだけ走る前には結構汚れてしまっています。
フィルター自体高い部品でもないですし2回に1回交換することをオススメします!
【部品番号】5D3-13440-0★ エレメントアセンブリ, オイルクリーナー
【金額】1,012円(税込)
※ 部品番号10桁目の★は図面改訂があると入る数字が変わってきますので、注文時は最新の部品番号を確認してください。
⑤ Oリング(2種類)
オイルフィルターのカバーとエンジンの接触面をシールするOリングです。
2種類ありますので、フィルター交換と同時にこちらも交換するようにしてください。
【部品番号】93210-47675 Oリング
【金額】121円(税込)
【部品番号】93210-07135 Oリング
【金額】121円(税込)
純正部品はお近くのYSPやバイク用品店で購入することが出来ます。
あと今ではネット注文も出来るようになったところもあります。
準備が整ったら次へ参りましょう!
[2]オイルを抜く方法
まずは、エンジンからオイルを抜いていきます。
デュアルパーパス(オフロード)モデルのWR250Rにはアンダーガードが付いているので、一旦それを外しましょう。
外さないと作業ができません。
赤丸のボルトを4本外します。
「バイク正面側」
バイクが汚くてすみません…洗車します 泣
「バイク下側」
アンダーガードが外れたら、オイルの注ぎ口のキャップを開けておきます。
開けておく理由の一つは、エンジンの中にあるオイルを抜きやすくするため。
もう一つが、オイルを抜いたあとにこのキャップが固着等していて外れなかったときの場合にバイク屋まで押して歩くか車に載せて運ぶことが無いようにするためです。
オイルを抜く前に外れるか予め確認しておきましょう。
キャップが開いたらオイルを抜いていきます。
下から覗いた場合はドレンボルトはここにあります。(図の左側がフロント)
約5500km走行の中古車を購入してから交換することなく9,000kmになりましたのでオイルは真っ黒です。
(オイル交換サボってました…これを機に改善します)
少しだけアイドリングしてエンジンに熱が入っていた方がやりやすいでしょう。
ただ、火傷には気を付けてください。
[3]オイルフィルター交換
次にオイルフィルターを交換していきます。
バイク右側の赤丸3点のボルトを外します。
このフィルターカバーを外すと確実にオイルが垂れてくるのでウエスを用意してください。
そのまま外すとフィルターが出てきます。
カバーからOリング(大)を外してください。
Oリング(小)はまだエンジンに付いているので取ります。
周辺を綺麗にしたら新しいフィルターをつけて元通りにします。
このときのフィルターカバーの締付けトルクは10 [Nm] です!
[4]新品オイル注入
エンジン下部のドレンボルトを締めて新しいオイルを入れていきます。
このドレンボルトの締付けトルクは20 [Nm] です。
オイル量は、
フィルター交換無しの場合 1.3 [L]
フィルター交換有りの場合 1.4 [L]
250ccなので1L缶が2本あれば余裕ですね!
オイルを注いだあと、バイクを立ててオイルゲージを確認して線の間にオイルが来ていたらOKです。
ちょうど1.4L入れたはずなのに多いかもしれない…笑
最後にキャップを締めて作業完了になります。
念の為、エンジンを点けてオイル漏れや異音など異常が無いか確認してください。
オイル交換でフィーリングも変わってくるので次のツーリングが楽しみです!